こんばんは!
今日も楽しくお仕事さしてもらいました。

明日は祝日、敬老の日ですね。
パーソナルな事ですが、敬老の日を機会にお話しさせてください。
少し長いですが、もしよければ読んでください。
私は祖母と同居で育ったのですが、
美容師のお仕事の大きなモチベーションの一つが私の祖母達です。
祖母が寝たきりになってから、髪をとかすのも切るのも、母にはさせず、私じゃないとダメだったみたいで、よく「みゆきは?」と目の前に母がしようとしてもゆってることが多かったようです。
他人に会うのは、訪問看護の方々くらいなのですが、髪をとかしたり、ネイルをしてあげると、「こんな派手にして」といいつつも、丸一日ご機嫌だったり、先生達に褒めてもらって更に満更でもない表情だったり。
もう1人の商売人だった祖母は、「みゆき、髪結い屋さんしたらいいんちゃうか、金出したるさかいに、一緒にばあちゃんと商売しよか」なんて、寝たきりになっても商売のことを考えるのが好きな祖母らしいオファー?を頂きました。笑
私が美容師で修行を始めることを決めたのは、
祖母達の今までの喜んでくれたいい思い出がとても影響してます。
女性はいくつになっても女性なんですね。キレイと褒められるともっと嬉しかったり、
一日ご機嫌なのは、私たちの時代もなんらかわりありませんよね。
祖母達のそういう表情を見ることが、私の何よりの幸せでもありました

修行中の今の日々も、よくそういうことを思い出して、明日への糧にしてます。
おばあちゃん、ありがとう

って、手を合わせながら。

ぎゅっといつも握り返してくれた温もりも忘れず、毎週末、祖母達の仏前に挨拶するのが私の習慣です。
明日と来月は、キレイにすることは素敵なことだ、と気づかせてくれたおばあちゃん達の納骨に行ってきます。
プロとしてはキレイにしてあげれなかったけど、私がいつか一人前になったら、真っ先に報告とお礼をいう家族は彼女達です。
その日が来るまでひたすら頑張ります!